「Atom Z3735F」でPS2エミュレーター「PCSX2」を動かしてみる

ウチの中華 Windowsマシン「iWork 7」ですが、今回「PS2」エミュレーターの動作をチェックしてみました。

ちゃんと動作するのでしょうか？？

使用するソフトは「PCSX2」、バージョンは「1.2.1」です。

「PS2」はDVDメディアなので、ディスクの吸い出しなどもラクラクです。

これがちゃんと動くようであれば、ゲームマシンとして大活躍できそうです。

「iWork 7」の基本スペックは以下の通り。

・CPU：Atom Z3735F
・メモリ：2GB

「PCSX2」をインストールして、起動してみます。

インストールは問題無くできました。

起動させると、ちゃんと起動しました。

無事に起動できましたので、ソフトを起動して動作確認をしてみましょう。

今回動作検証を行ったソフトは以下の３本。

・グランディア　エクストリーム
・天外魔境３
・のだめカンタービレ

まずは、「グランディア　エクストリーム」から。

バッチリ起動します。でも、重い。

「fps」は「４０〜５０」程度です。

遊べない事はありませんが、重いです。特に音楽は途切れ途切れになります。快適とは言えません。

次に「天外魔境３」

こちらも起動に問題はありません。

こちらも「グランディア」と同じような感じ。プレイ中は「fps」が「４０〜５０」程度です。重くて音楽が途切れ途切れになります。

さらに、ムービーがひどい。ムービー時は「fps」が「３０」程度まで落ちます。そのため、ムービーは見れたものではありません。

こちらもプレイできないわけではありませんが、快適とはとても言えない状況です。

「3D」系のゲームはどうやら快適という訳にはいかないようです。

次は「2D」系のゲーム「のだめカンタービレ」です。

こちらも起動は問題無し。

動作ですが、まったく問題ありません。「fps」も「６０」をキープして、実機とほぼ同じ状況。

ゲーム部分もアドベンチャー部分も全く問題なし。

なるほど、「3D」タイプのゲームは厳しいですが、「2D」のゲームだと結構いけそう。

「2D」系のアドベンチャーゲーム等なら、そこそこ遊べるんじゃないでしょうか。

動作を行ってみての感想は、こんな「Atom Z3735F」のような環境でも一応は動作可能といったところ。

「のだめカンタービレ」のような2Dアドベンチャーゲームなら実機並みにプレイできますが、色々なゲームをプレイしたいという人には全く実用性はなさそうです。

まぁ、こんなタブレットマシンで起動するだけでも凄い事かもしれませんが。

写真のような感じですね。

「PS2」のエミュレーターが起動するぐらいですから、「PS」や「サターン」などは問題無く動くと思われます。

サターンのエミュレーターについては、以前話題にしています。

　→　「Miix 2 8」でサターンのエミュレーターを動かしてみる

「Windowsタブレット」については、ストレージ容量も少ないですし、「PS2」のエミュレーターを動作させるのはあまり実用的ではありません。

そのため、インストール方法や設定方法等は取り上げません。（希望があれば詳しく取り上げようと思いますが、、、、）

でも、もう数年してタブレット性能が今より上がると、「PS2」のエミュレーターも動くようになるのでしょう。

あまり遠くない話だと思います。

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＜２０１５年１２月２９日　追記＞

「Atom Z3735F」より高性能な「Core M-5Y10」でも「PCSX2」を動かしてみました。

　→　「Core M-5Y10」でPS2エミュレーター「PCSX2」を動かしてみる

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