「OUKITEL K10000」のバッテリー性能について

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「10000mAh」のバッテリーが搭載されたスマートフォン「OUKITEL K10000」のバッテリー性能を調べてみました。

購入や動作チェックについては、以前の話題でご確認下さい。

 → 大容量バッテリースマホ「OUKITEL K10000」を買ってみました

 → 「OUKITEL K10000」の動作チェックをする

このスマートフォンの最大のポイント(メリット)とも言えるバッテリー。

通常の5.5インチクラスの大型のスマートフォンのバッテリーは「3000mAh」程度です。

「OUKITEL K10000」は、その3倍。かなり期待できます。

さて、確認方法ですが、ストリーミング動画配信サービス「Hulu」の連続再生で持続時間を調べてみました。

液晶の輝度は「50%」、音量も「50%程度」で連続再生をかけました。

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「50%」の輝度でも、結構明るいです。「明るさの自動調整」は「OFF」にしておきます。

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音量も「50%」程度だと、それなりにうるさい。

持続時間が長そうだったので、話数のたくさんある「名探偵コナン」を1話から連続再生をかけました。

 1日目 10時から再生を開始しました。

10時:動画再生開始 残量 100%

11時:1時間後 残量 97%
12時:2時間後 残量 93%
13時:3時間後 残量 89%
14時:4時間後 残量 84%
15時:5時間後 残量 80%
16時:6時間後 残量 75%
17時:7時間後 残量 70%
18時:8時間後 残量 66%

いったい、どこまで持つのでしょう。8時間動画を再生させ続けて、まだ「66%」も残っています。

この日は用事があったので、チェックはここまで。

 2日目 翌日12時より再開しました。

12時:動画再生開始 残量 66%

13時:9時間後 残量 60%
14時:10時間後 残量 55%
15時:11時間後 残量 51%
16時:12時間後 残量 46%
17時:13時間後 残量 41%
18時:14時間後 残量 36%
19時:15時間後 残量 31%
20時:16時間後 残量 27%
21時:17時間後 残量 21%
22時:18時間後 残量 16%
23時:19時間後 残量 12%
24時:20時間後 残量 7%
翌日1時:21時間後 残量 5%

「5%」になったところで、終了させました。

実に「動画再生21時間!!」 バッテリーの減りについては、以下のスクリーンショットのような感じになりました。

16032403

圧倒的な結果です。1日目と2日目の計測の間は電源を「OFF」にしていましたので、切れ目になっています。

輝度を落としたり、ヘッドフォンを使用すれば、もっともっと連続再生時間は伸びそうです。

また、上記のスクリーンショットで判るとおり、画面だけで「62%」のバッテリーを使用していることになっています。

常時点灯の動画再生で、この結果ですので、通常使用であれば、どれだけ持つのやら、、、

今回のチェックは、購入したときの状態に「Hulu」のみをインストールした状態で行いましたので、その他のバックグラウンドで定期的に動作するようなアプリケーションがインストールされている場合等は、計測結果が異なってくるかもしれません。

また、SIMカードやSDカードの無しの状態で計測しました。

ちなみに、今回再生に利用した「名探偵コナン」ですが、「1話」から開始して、終了時には「58話」が再生されていました。

30分のアニメなら1年間分、ドラマでも2クール分は充電無しで見ることができます。

さて、バッテリーの持続について確認が終わったので、次は充電をしないといけません。

この機種は急速充電に対応していて、「5V/7V/9V 2.0A」のアダプタが付属しています。

16032404

ところが、コネクタ形状が合わない、、、

使用環境が「100V-240V 50/60Hz」ですので、変換アダプタさえかませれば日本でも使えますが、邪魔ですよね。

ということで、探してみると「Miix 2 8」に付属していたACアダプタが「5.2V 2.0A」の仕様の物がありました。

「9V」には負けますが、これで充電をしてみます。

そうそう、充電の際には、USBケーブルも2.0Aに対応した物でないとACアダプタの能力は発揮できません。

16032405

「1%」の状態までバッテリーを減らして充電を始めます。

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1時間後:バッテリー 26%
2時間後:バッテリー 47%
3時間後:バッテリー 71%
4時間後:バッテリー 94%

「4時間15分程度」で充電が終わりました。

思ったより短かったです。「9V」のアダプタを用意すれば、もっと短くなると思いますが、頻繁に充電が必要な機種ではないと思うので、この時間でも十分。(公式サイトによると、付属のアダプタの時間は3.5時間のようです。)

よくある「5.0V 1.0A」のアダプタでは倍の8時間半程度かかると予想されますが、寝ている間に充電するのであれば、それでもいいかな、、、と思います。

最後に、この機種、バッテリーバンクとして他のスマートフォンなどに給電もできます。

付属のケーブルで繋いで充電するのですが、普通にスマホを充電してもしょうがないので、「NEXUS 7 2013 LTE」を充電してみることにしました。

「NEXUS 7 2013 LTE」のバッテリー容量は「3950mAh」

16032408

「6%」の状態から充電を始めます。

16032409

2台を繋いで充電開始です。

スマートフォンでタブレットを充電するという変な構図です。

「OUKITEL K10000」の方はバッテリー残量「85%」から開始しました。

寝ている間に行ったので、起きた時には以下の通りとなっていました。

「NEXUS 7 2013 LTE」 100%

「OUKITEL K10000」 5%

バッテリーの推移は以下のスクリーンショットの通り。

16032410

グラフの傾斜角度が緩やかになったころに充電は終わったと思いますが、それからもバッテリーは緩やかに減っています。

通常「3950mAh」の充電ですので、「85%」ではじめても、「30%」以上は残るんじゃないかと思いましたが、ちょっと意外な結果です。

寝ていて、詳しく状況を見ていないため、どのくらいの時間で、どの程度充電されていたのか詳細が判らないため、何とも言えないところ。

結構電力のロスがあったのかもしれませんし、ケーブルが悪かったのかも。

でも、この給電機能、災害でもない限り、使うことはなさそうです。

他にモバイルバッテリーもいくつか持ってますし。今回は、給電機能もちゃんと使用できたので、良しとします。

とりあえず、バッテリーについては、公式サイトにも「Battery Beast」の記載がある通り、もの凄く持つ印象を受けました。

今後、普段使用でどれくらい持つのか話題にしてみようと思います。

メーカーサイトは以下の通りです。

 → http://www.oukitel.cc

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