新型「Amazon Fire タブレット 8GB」の感想

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「Amazon」の新型7inchのタブレット、「Fire タブレット 8GB」

プライム会員なら、4,000円引き、または会員でなくても加入すると後日 4,000円のギフト券が貰えるため、実質 4,980円で購入できる格安タブレットです。

購入後、しばらく使ってみたので、使用感を話題にします。

購入については以前の話題でご確認ください。

 → 新型「Amazon Fire タブレット 8GB」が到着しました

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質感は悪くありません。写真は純正の「Amazon Fire 用カバー ブラック」を購入し、取り付けています。

ウチは第2世代の「Kindle Fire」という位置づけにされている「Kindle Fire HD」を所有していますので、それと比較していこうと思います。

まずは、格安タブレットのため、「Kindle Fire HD」と比べて切り捨てられた機能について。

純正のケースやカバーのフタの開閉と連動するスリープや解除の機能がありません

元々、機能が無いようです。せっかく純正のケースが用意されているのに、残念です。いちいちフタを開けて電源スイッチを押す、閉じる前に電源スイッチを押してスリープさせるという作業が必要となります。

スリープについては、「画面スリープ」の設定を短めに設定しておけば、そんなに問題は無いのですが、カバーのフタを開けて、自動的に画面が立ち上がらないというのは、以前の「Kindle Fire HD」からすると、コストダウンですね。

環境光センサー機能がない

環境光センサーがありません。周りの明るさによって液晶の明るさの自動調整機能がないということですね。

そのため、液晶の明るさを調整したい場合は、手動で行うことになります。

この2点は、マイナスですね。

次に、「Kindle Fire HD」と「Fire タブレット 8GB」の液晶を比べてみました。

最大輝度と最低輝度での比較です。

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「Kindle Fire HD」は少し黄色みが買った液晶でしたが、「Fire タブレット 8GB」は、そんなことはなく、クリアな色あいです。

書籍を読む時は、黄色みがかっていた方がいいので、これは一長一短といったところ。

確かに、「Kindle」の書籍を読むと、黄色みがかった液晶の方が見やすいです。

新型のタブレットは「プライム・ビデオ」のサービスに合わせて発表、販売されたので、動画を見るために、通常のクリアな液晶にしたのかもしれません。

ですが、それにしては、、、

スピーカーがしょぼい

「Kindle Fire HD」がドルビーオーディオ、デュアルドライバ・スピーカーなんですが、新型の「Fire タブレット 8GB」は普通の「モノラルスピーカー」です。

「Fire HD 6」でも「Dolbyオーディオ モノラルスピーカー」なのですが、それ以下です。
(まぁ、「Fire HD 6」の方が価格は高いんですけどね。)

そのため、音がショボイです。
せっかくの「プライム・ビデオ」も魅力が半減です。

しょぼいスピーカーではありますが、最大音量にしても音が割れたりするようなことはありませんでした。

この辺は一定の品質があるようです。

というか、上位モデルの「デュアルステレオスピーカー」が強力すぎるんです。

まぁ、音質にこだわるなら、ヘッドホン等を使用した方がいいでしょう。

画面解像度は「1024 x 600」です。最近のタブレットとしては低めですが、使えないこともありません。

ブラウザでYahooのトップページを表示すると、以下のような感じです。

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手狭な感じは否めませんが、スワイプで簡単にスクロールできますしね。

動作は旧型の「Kindle Fire HD」と比べると明らかに速いです。

Kindle Fire HD:1.2GHz 2コア(Dual Core)

Fire タブレット 8GB:1.3GHz 4コア(Quad Core)

この差は確かにありました。ここはプラス面ですね。

また、リアカメラは「200万画素」です。オートフォーカスはついていますが、画素数からしておまけ程度と思った方がよさそうです。

フロントカメラは「30万画素」。こちらは「Skype」などでの利用でしょうから、この画素数でも全く問題ありません。

その他、気になったのは、「Fire タブレット 8GB」はロック画面でキャンペーン情報(広告)が表示されます。

下の画像のような感じですね。

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ロック画面のキャンペーン情報(広告)については、設定で非表示にすることも可能です。

SDカードですが、128GBの容量まで使用可能ですが、ダウンロードできる内容に条件があります。

Amazonのヘルプによると、以下の記載があります。

microSDカードには、アプリやゲーム、楽曲、映画、TV番組、および写真やパーソナルビデオを保存できます。Kindle本、Silkブラウザからダウンロードしたファイル、およびEメールは、microSDカードに保存できません。これらはFireタブレットの内部ストレージにのみ保存できます。

つまり、音楽や「プライム・ビデオ」などはSDカードにダウンロードできるのですが、肝心の「Kindle本」がダウンロードできません。

「Kindle本」については、「8GB」のストレージでやりくりしないといけません。これはかなりマイナスです。

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<2016年6月8日 追記>

ソフトウェアのアップデート(Fire OS 5.1.4)により、「Kindle本」のSDカードへのダウンロードが可能となりました。

 →「Fire タブレット 8GB」のアップデートでSDカードに「Kindle本」の保存が可能になった

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一応「8GB」となっていますが、システム等で利用している分があるので、ユーザーが実際に使えるのは「5.63GB」となっています。

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「Kindle本」で、文庫本中心の方なら十分なサイズですが、「コミック」に使用したい人にとっては、ちょっと少ない容量ですね。

たくさんのコミックをダウンロードして持ち歩く、、、というような使い方には適しません。

読みたいコミックを適宜入れ替えながら、、、という用途になりそうです。

ウチの「Kindle Fire HD」は「16GB」(約12.6GB使用可能)のモデルなので、本が主体の利用なら、そちらの方がいいんじゃないかと、、、

結果として、他の以前の「Kindle Fire」を持っていれば必要ないマシンかな、、、という結論です。

SDカードが使用できるのはメリットですが、「Kindle本」は保存できませんし、また、「プライム・ビデオ」が魅力といってもスピーカーがしょぼい。(ヘッドホン使用なら問題ありませんが。)

「Kindle」端末として1台目の購入、または、プライム会員で4,980円で購入するタブレットとしてみれば、十分魅力的な商品だと思います。

「Kindle」として本を読むかどうかの問題もありますが、本やコミックが中心の使い方なら、黄色みがかった液晶の以前のモデルの方が圧倒的によさそうです。

これから購入を考えている人の参考になれば。

今後、設定や、バッテリー性能などについて話題にしていこうと思います。

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<2015年11月27日 追記>

バッテリー性能をチェックしてみました。

 → 新型「Amazon Fire タブレット 8GB」のバッテリー性能をチェックしてみた

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